名古屋ジャズダンスアカデミー

名古屋ジャズダンスアカデミーは、中部地方はもちろんのこと、日本のジャズダンス界の創生期をなした存在であります。その発足は1966年頃、伊勢  順バレエ団の指導科目であるモダンバレエ(テクニカルモダン)の部分が発展し、名古屋ジャズダンスアカデミーとして独立したものであります。
スタジオの活動と歴史
  伊勢 順 が初めてパリに留学した時に、オペラ座の団員・生徒 たちがクラッシクバレエは勿論のこと、キャラクターダンス及びモダン ・ ジャズ 並びにヨガまでをレッスンしていることを目の当たりにし、今までの日本のバレエダンサーが、クッラシックのみを中心にレッスンしていた事とは違い、大きな驚きを感じました。
その翌日から伊勢 順は、モダン・ジャズ及び ヨガ のレッスンに取り組み、スッパニッシュダンスをも始め、毎日が朝から夕方までレッスンに明け暮れる日々が続きました。
その傍ら、ベルギー、モーリス・ベジャールのムードラーのスタジオにおいレッスンするなどあらゆる分野のダンスをレッスンをしたことが、現在の伊勢 順バレエ団 及び名古屋ジャヤズダンスアカデミーに大きな影響を与え、現在に至っております。
その後の公演の中には、” 歌と踊りのヤングフェアー ”として毎年公演を続け、歌いながら踊り、そしてお芝居もとりいれた、今のミュージカル的なステージを、1969年8月2日、愛知県文化講堂の公演を境に、名古屋市民会館大ホール、中日劇場などで、毎年伊勢 順バレエ団の公演と並行して行っておりました。
のち、ジャズダンスがブームとなり、中京テレビ番組「Just A Dance」において約12年にわたり放送されました。