いっぱいの情熱をもって、誠実に、心を込めて

教育指導理念

プロの舞台芸術家を育成することであり、長年に渡り、バレエ(ダンス)を研鑽した生徒さんたちがこの道でプロとして生活できるような基盤を作り、公演活動を通じてこれをサポートすることがこのバレエ団の全てであり、指導理念となっております。



伊勢  順
17才で貝谷八重子門下に入り、19才の時「レ・シルフィード」を振付ける。 後、名古屋シティバレエ団披露公演にメトールド、バレエ兼プルミエルダンスールとして白鳥の湖、 レ・シルフィードの主役を踊る。その後、チャイコフスキー記念、東京バレエ学校(現在の東京バレエ団の前身)にてワルラーモフに師事、46年訪ソ、48年パリ留学オペラ座教師レイモン・フランケッティー及メイヤー氏に師事するかたわらオペラコッミクの前エトワール・ジュリヤーノ氏、ボリショイバレエより来仏のグレゴルスキー氏に師事する。 49年舞踊視察団の一員としてヨーロッパを視察。ロンドンのロイヤルバレエ、オランダのナショナルバレエ、ベルギーの 20世紀バレエを視察する。その現役時代ダンスノーブルとして、「ロミオとジュリェト」「くるみ割り人形」 「コッペリア」「ジゼル」「眠りの森の美女」「火の鳥」などの全幕ものに全て主役を演じ 特にパ・ド・ドゥのアダジオにおいて天才的と云われるほどのリフトのうまさをみせた。54年以降、数十回に及びニューヨークに渡り、レッスンを受けるかたわらマンハッタンEASTにアパートを借り受け、アカデミーの先生は勿論生徒たちにも研修・留学の道を開きバレエはもちろんのこと、 名古屋ジャズダンスアカデミーのレベルを日本有数のスタジオに育てた。
【伊勢 順による公演の振付・演出作品】

  昭和31年 伊勢 順バレエ研究所として発足
  昭和38年 伊勢 順バレエ団設立 披露公演「ジゼル」(名古屋初演)及び白鳥の湖第2幕を上演
  昭和39年3月 プロコフエフ作曲 「ロミオとジュリエット」全幕(名古屋初演)
  昭和40年 チャイコフスキー作曲 「くるみ割り人形」(ワイノーネン版)全幕(名古屋初演)
  昭和41年 ドリーブ作曲 「コッペリア」全幕(名古屋初演)
  昭和42年 「白鳥の湖」第2幕 「シンデレラ」第1幕
  昭和43~45年 モダンバレエ 「歌と踊りのヤングフェアー」
  昭和46年 ストラビィンスキー作曲 「火の鳥」全幕(名古屋初演)
  昭和47年 ドリーフ作曲 「コッペリア」全幕
  昭和48年 バルトーク作曲 「中国の不思議な役人」(名古屋初演)
  昭和49年 ショッシュタコッビッチ作曲 「シンフォニー」 他
  昭和50年 ビゼー作曲  シンフォニー第1番 「水晶宮」 他